「オンサイト サインアップ」というと聞き慣れない言葉だと感じる人もいると思います。
これは、掲載主にとっては、「このサイトに広告を掲載」という文字が出ている状態のことです。

2007年4月から、上の画像にあるようなテキストが表示されなくなりました。その代わりに別途同じリンクを表示させることは可能です。詳しくは「「このサイトに広告を掲載」が非表示」をどうぞ。
言葉の説明で言うと、サイトを眺めていた広告主が「よし、このサイトに俺の広告を掲載しよう」と思ったときにワンクリックで設定を行うことを可能にする機能です。
これによって、いわゆる「サイト ターゲット広告」が設定されます。この「サイト ターゲット広告」は、表示回数に応じて課金されるものなので「インプレッション広告」と呼ばれることもあります。
オンサイトサインアップをしてくれるという事実に関しては、サイト管理者にとっては嬉しい限りです。広告主が、自分のサイトに広告を出すことにメリットがあると思ってくれたということですから。
何であれ、人に認められるということは嬉しいことです。最初のうちは、例えばクリックゼロでCPMが表示されたり、収益が少ないながらも上がることに感動します。自分もそうでした。また、AdWords側のヘルプを見ると、少なくともこれによって掲載主側に利益がもたらされこそすれ、不利益にはなりそうにありません。
ところが、なのです。これは実際に自分が体験したことであり、その後再度実験して確認した事実ですが、現実としてサイトターゲット広告の出現によって収益が下がることがあります。どうしてかは不明ですし、ケースバイケースである可能性はありますが、アクセス数ないしクリック率が増えたにもかかわらず収益が頭打ちで悩んでいる人は、原因の一つとして考える余地があると思います。
もし、ターゲット広告を出すことが本当に掲載主側の収益低下につながるとすれば悲しいことです。あるサイトにターゲット広告を出すということは、広告主にとってそのサイトが好ましい(価値がある)と認識したにもかかわらず、掲載主側にとっては、収益頭打ちの原因となっている、ある意味「ガン」としての存在になるということですから。
現時点では、自分はサイトターゲット広告は掲載主にとって不利であると考えています。従って、このサイトターゲット広告が掲載される可能性を減らすためにも、オンサイトサインアップを無効化した方がよいと確信しています。
この点について、Googleの評価システムが改善されることを望みます。今のままでは
という悪循環になってしまいます。掲載主にとっても、最もお世話になっている広告をフィルタするのは、やりたくないことですし、心苦しいのです。
ただし、繰り返しますがこの件に関して確証はありません。単に自分の実験結果として
という事実があるだけで、他の要素が影響した可能性もあります。サイトターゲット広告(インプレッション広告)の単価を確認したり、実際にフィルタしてみるなどして、各自で実験してみて下さい。
収益うんぬんを別にしても、掲載主にとってオンサイトサインアップを無効化するメリットは他にもあります。それは「広告臭さ」の低減です。「このサイトに広告を掲載」が表示されるかされないかは小さな違いかもしれませんが、大きな違いをもたらすかもしれません。
どちらにしても、「少しでも訪問者に広告と意識させたくない」という点では、この表示を消した方がメリットがあるように思います。
さて、やっとこさオンサイトサインアップの無効化の手順です。能書きは長かったですが操作は簡単です。




操作は以上です。アカウント情報の「オンサイト サインアップ」の部分に「お客様は現在、オンサイト サインアップに登録されていません。」と表示されているはずです。

設定はすぐには反映されず、通常二日程度かかる様です。二晩寝ても「このサイトに広告を掲載」が表示されたままの場合はGoogleに問い合わせてみてください。
よく誤解があるのですが、以上の操作によってサイトターゲット広告を防げる訳ではありません。単に「オンサイトサインアップ」が無効になる、すなわちワンクリックでのサイトターゲット広告ができなくなるだけで、広告主が別途設定を行えばサイトターゲット広告は設定されます。